小市民シリーズの冬の巻。 ひき逃げにあった小鳩くんが、入院中に過去にあった同じような事件を回想する形で話が進む。 これまでの巻で小鳩くんと小佐内さんの出会いや小鳩くんが小市民を志すようになったきっかけについて語られていなかったのが、ここで明らかになる。 子ども時代に余計なことに首を突っ込んで逆に迷惑をかけるというのはあるあるだと思うけれど、こんなことに発展してしまったら大変。出会いや小市民を志すきっかけを知った上でもう一度春期から読み直したくなった。 ボンボンショコラ食べたい。